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「第十九回国際都市言語学会(ULS19)年次大会」 口頭発表報告

国際交流
8月26日(金)から29日(日)にかけて、中国東南大学外国学院、国際都市言語学会、中国南京大学中国言語戦略研究中心主催「第十九回国際都市言語学会(ULS19)年次大会(The19thAnnualConference of the International Association of Urban Language Studies(ULS19))」がオンラインで開催されました。中国をはじめ、アメリカ、カナダ、インド、マレーシア、韓国、日本から60の大学の研究者が参加され、本学のライフデザイン総合学科准教授 里中玉佳(SatonakaYujaa)先生が「大分県別府市外国人居住地域の言語景観の実態調査」というタイトルで口頭発表を行いました。




大分県別府市は、日本で最も外国籍の住民が多く、現在は108ケ国に及んでおり、その人口は約4,000人にのぼっています。別府市の人口は約12万ですが、そのうち3.5%が外国人であり、外国人のうち75%が留学生です。発表では、別府市の言語景観の調査を通じて、別府市の外国人居住地域の公共空間における言語景観の実態を明らかにすることによって、別府市行政と地域コミュニティと共に、外国人住民の協力が地域の活性化や多文化共生社会の構築に有益であることを示しました。