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ライフ・医療事務コース 卒業研究発表会

ライフデザイン総合学科
1月28日にライフデザイン総合学科の医療事務コースの卒業研究発表会が行われました。


会場は短大本館3階の階段教室という教室です。
いよいよって感じですね。。。




今回のテーマは「スマホ老眼」「リレックススマイルとレーシック」「加熱式たばこ」「統合失調症とうつ病」「無痛分娩」など・・
普段聞き慣れないものから身近なものまで、それぞれの題材を取り上げ、約半年研究した成果を発表します。





まず学長先生のご挨拶です。





緊張感も高まってきました。発表開始です。



1番の発表は「スマホ老眼について」です。
スマートフォンを長時間使うことで、目のピントを合わせる機能が落ち、若い人でも老眼のような症状が起こるそうです。



この症状はスマホだけでなく、長時間の読書などでも起こるそうです。やはり、長時間ずっと近くを見続けるのではなく、遠くを見ることで目のピントを合わせる調節機能を休めることができるとのことでした。


2番の発表は「リレックススマイルとレーシックの現状と傾向」です。
レーシックは聞いたことがあったのですが、リレックススマイルというのは初めて聞きました。どちらも視力を良くするための手術だそうです。



レーシック手術は過去に多くの人が手術を受けていましたが、2008年にニュースになった感染症の事故のあとは急激に減っていき、レーシックに替わり出てきたのがリレックススマイルだそうです。ただ、リレックススマイルの手術を受けられる所はまだ少ないとのことでした。


3番の発表は「加熱式たばこの現状と動向」です。
近年人気の火を使わない加熱式たばこについて、紙巻きたばことの違い、なぜ人気なのか、健康への影響はどうなのかというテーマです。



禁煙の場所で加熱式たばこを吸うことについて抵抗のある人はかなり多いとのことです。また、満足するまで吸うには結局は多くの本数を吸ってしまうようで、健康への影響も紙巻きたばこと大きく違いはないとのことでした。


4番の発表は「統合失調症とうつ病の違い」です。
うつ病は色々なところで知られているのに比べ、統合失調症はそこまで知られていないということで、2つの病気の違いを調べていくというテーマです。



どちらにも国際的な診断基準があり、統合失調症は若い世代の人がなりやすいのだそうです。特殊な病気ではなく100人に1人の割合でかかるとのことでした。


最後の発表は「無痛分娩について~日本と外国の普及率の差~」です。
2017年に京都で無痛分娩の施術ミスで母子が寝たきりになってしまったというニュースをきっかけに気になった、無痛分娩とはどういうものなのか、日本と外国ではどのように違うのかというテーマです。



無痛分娩は日本ではまだ普及途中のようですが、外国だと特にフランスがとても無痛分娩の割合が多いのに驚きました。フランスでは麻酔科医の人数の多さも日本の2倍以上とのことでそのあたりが無痛分娩を選択する人の割合に影響があるとのことでした。


各発表では積極的な質疑応答が行われました。



するどい質問にタジタジになりながらも真剣に回答しています。


終わりに、副学長先生と、学科長の大蔵先生からの講評もいただきました。
今回自分たちが取り扱ったテーマが今後のどのように変化していくのかを気にかけて今後に役立たていってほしいのことでした。

  


ほど良い緊張感のなか無事に終了することができました。



2年生、発表お疲れさまでした!
1年生、来年は頑張ってくださいね。