食物栄養学科

医事健康コース

医療健康コース

医療事務もできる栄養士を育成します。

病院や医院では、窓口業務や事務処理を担当する「医療秘書実務士」が活躍しています。もし、栄養士が窓口業務を行うことになったら?病院の窓口で患者様との対応の中で、栄養士の専門知識・技術を生かしながら、食事指導ができるプラスαの能力となります。「栄養士」+「医療事務関係資格」の能力を持つことによって、自分の可能性を広げることができます。
取得可能な資格・免許
栄養士(国)/健康アドバイザー(学)/医療秘書実務士(民)/介護保険実務士(民)/手話講習入門課程(民)/介護職員初任者研修課程修了証(公)/社会福祉主事任用資格(国)/日本語ワープロ検定(民)/文書デザイン検定(民)/ホームページ作成検定(民)/プレゼンテーション作成検定(民)/情報処理技能検定(民)

医療秘書とは

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医療分野の事務系専門職

専門分化・高度化する医療体系の中で、チーム医療を円滑に行うために生まれた事務系の専門職、それが医療秘書です。
院長・総師長・医局での秘書、医事課での診療報酬請求事務、受付、病歴管理などの多彩な役目を担っています。

ダブルライセンス

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栄養士としての新たな可能性

規模の小さな病院やクリニックでは医療事務スタッフが少ないため残業も必要となっています。このような現代に、医療事務ができる栄養士となれば就職先もぐっと広がるはず!
就職時に「医療事務もできる栄養士です!」
この一言があなたの未来を明るくします。

先輩からのメッセージ

元気になり笑顔で退院される患者様を見送る時は、本当に良かったと思えます。

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─現在の仕事について教えて下さい。
管理栄養士として病院で勤務しています。栄養サポートチームの一員として、他職種と協働し患者様の栄養管理を行っています。
─この仕事に就こうと思ったきっかけは?
料理が好きなので、栄養士なら自分の好きなことを仕事にできると考えました。卒業後に、より専門性を高めたいと考え管理栄養士資格を取得しました。
─この仕事をしていて良かったと思うのは?
患者様が元気になり笑顔で退院していく姿を見る時や、食事が食べられなかった患者様が調理の工夫をすることで食べられるようになった時にやりがいを感じます。
─この業界をめざす人へのメッセージ
食事からは栄養以外にも楽しみや癒しを得ることができます。栄養士には知識や能力も必要ですが、思いやりや優しさも求められる職業です。患者様の視点で物事を考える親しみやすい栄養士をめざしてください。

津久見市医師会立津久見中央病院(津久見市)
管理栄養士/樋口 愛美さん

栄養サポートチームの一員として頑張っています。

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─現在の仕事について教えて下さい。
献立作成や病棟訪問をしたり、糖尿病や腎臓病など様々な疾患をもつ患者様の栄養指導を行っています。また、緩和ケアや栄養サポートチーム(NST)の一員として、チーム医療に取り組んでいます。
─この仕事に就こうと思ったきっかけは?
オープンキャンパスに参加して「食事は生きていくためにとても大切な事である」と言われた事が栄養士を目指すきっかけとなりました。
─この仕事をしていて良かったと思うのは?
栄養指導の際に「話を聞いてよかった。家でもできそう。」と言われた時や、食事が食べられなかった患者様が「食べられるようになった。」と笑顔で話された時です。
─この業界をめざす人へのメッセージ
食べるということは生きる希望であり、楽しみの一つです。みなさんには、患者様に寄り添い、相手の立場になって共に食事について考えていくことができる栄養士をめざしてほしいです。

大分市医師会立アルメイダ病院(大分市)
管理栄養士/首藤 智美さん