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別府溝部学園短期大学学内の状況について

お知らせ
別府溝部学園短期大学学内の状況について
                         平成28年4月20日

4月16日の地震に係る別府溝部学園短期大学の被災状況とその対策について、現状を報告します。

○建造物の状況
4月16日(土)に(株)佐伯建設に本学の建物を調査していただいた結果、一部壁面にひび割れ、ガラスの損傷が認められるが、構造的には大きな損傷は見られないことから、授業の使用は問題ない、との見解が出されている。

○対策と今後の方針
1.短大本館については、平成26年度に耐震調査を行い耐震基準に照らし使用できる結果であったが、今回の被災により建物の使用は可能であるとの意見が出ているが、学生・教職員の安全を第一に考え、耐震補強設計を(株)佐伯建設に4月20日(水)に依頼した。2号館についても、今回の被災により建物の使用は可能で問題はないが、耐震補強に関する業務を(株)大有設計に依頼している。
 また、85年館、87年館については、耐震基準を超えた設計で建築されたもので、一部損傷はあるものの今回の被災後の調査でも特段の問題はない。
2.短大本館のトイレ・水回りの水漏れは、4月20日(水)に修理完了。
3.ガラスは学内全域で50数枚破損していたが、4月24日(日)までに交換完了予定。
4.85年館4階温泉プール天井に破損が認められたが、直ちに水を抜き4月19日(火)に修理完了。その後注水。
5.学生寮(橘寮)は、構造的に問題はないものの、一部柱に損傷が認められたため、全学生を退去させ、一時的に特別実習棟を避難施設として移動させた。その後、近隣の南風エクセルと契約を行い、入居者の施設として準備を行った。
6.学生寮(姫山寮)および第一寮、第二寮の留学生に対し、一時的に福祉介護棟および特別実習棟を避難施設として移動させた。その後、近隣のホテルゆるりと利用契約を行い、留学生の避難施設として位置づけた。
7.特別実習棟および福祉介護棟の避難学生に対して、援助物資を配給、利用して炊き出しを行った。
8.一般学生への「心のケア」のため臨床心理士による相談を開始した。
9.留学生・教職員を対象として、医師による避難生活等の指導を行った。

○今後の対策
1.学生・教職員の安全第一を考え、建物のより一層の補強対策を進めていきます。
2.学園として、学生・教職員の心のケアを継続的に進めていきます。

学校法人 溝部学園