介護福祉学科

本学科では、円滑なコミュニケーションができ、人権に配慮した生活支援・生活支援技術をしっかりと身につけた「介護福祉士」を養成します。

こんな人を歓迎します
・細やかな心遣いができる人・体力や忍耐力に自信のある人・感謝と思いやりを持って接することができる人・聞き上手な人・何事にも努力し向上心を持って前向きに学び続けようとする人

■取得可能な資格・免許
介護福祉士（国）／介護保険実務士（民）／福祉レクリエーション・ワーカー（民）／レクリエーション・インストラクター資格（民）／福祉住環境コーディネーター（民）／赤十字救急法救急員（民）／社会福祉主事任用資格（国）／手話講習入門課程（民）／日本語ワープロ検定（民）／文書デザイン検定（民）／ホームページ作成検定（民）／プレゼンテーション作成検定（民）／情報処理技能検定（民）

６つの特色

介護の現場で求められる職員は専門的知識・技術・人間性を備えた人材です。
本学科ではバラエティ豊かな科目により、多様な介護場面に対応できる人材、及び根拠に裏付けられた介護を実践できる介護福祉士を養成します。

介護福祉士の国家資格取得の他に、スキルアップのために介護保険実務士資格もカリキュラムの中に組み入れ、毎年全員が取得しています。

40名定員の少人数教育は、アットホームな雰囲気の中で相手を思いやる暖かな人間関係が形成されるとともに、社会が求めるキャリアを向上させています。

介護福祉士資格を取得し、幅広い職業選択が可能となり、毎年高齢者施設等に100％就職しています。また、卒業生をよんで情報交換を行い、就職活動につなげています。

本学では２年間でのべ490時間の学外実習を行います。多くの協力施設において介護専門職の方々の熱心な指導のもと、ケアの本質や介護職の果たすべき役割などについての理解を深め、専門職としての能力を高めます。

教員・全学生が一丸となって大正琴演奏を行っています。各行事や実習時に演奏し、施設の方や利用者様に喜ばれています。就職後も活躍できます！！

充実した設備

理論を基礎に介護の実際を学ぶために、実習室や設備が充実しています。本学科では養成施設設置基準1.4倍の広さと充実した実習環境を用意しています。ベッドと和室を備えた介護実習室、特別浴槽と家庭浴槽を備えた入浴実習室、他にも調理設備なども確保されています。

介護する側としてだけでなく、介護される側の立場も経験することで、人の気持ちを大切にする介助のあり方、心の通った介護を学べます。

Pick up curriculum

A. 人間の尊厳と自立

利用者の尊厳を支える介護のあり方と、自立した生活を支える必要性について学びます。

B. 生活支援技術Ⅱ-A

利用者のニーズに対応できる個別性のある生活支援や、自立した生活を尊重する介護を安全・安楽に行える知識や技術について学びます。

C. 医療的ケアⅠ-A

医療職との連携のもとで、医療的ケアを安全・適切に実施するために必要な知識や技術について学びます。

D. 家政学実習

食事を作るうえで必要な基礎的能力を習得し、高齢者や障がい者（児）の加齢や障がいに伴う食生活のあり方や生活支援に必要な知識や調理法について学びます。

E. 福祉レクリエーション論

個々人に合う「活動プラン作りやアレンジ」、1対1の場面での「コミュニケーション」などを通じて、一人ひとりの生きがいづくりを支援することができるために必要な技術や知識について学びます。

♥生活を支援する
利用者様の生活〈衣・食・住〉を全面的に支援するため、あらゆる技術を演習し、幅広い人間性を養います。

カリキュラム
専門科目	人間と社会	○ 社会の理解 A 人間の尊厳と自立 ○ 社会福祉概論 ○ 生活支援技術とⅠ-A
	こころとからだのしくみ	○ 発達と老化の理解 ○ こころとからだのしくみⅠ-A・B ○ 認知症の理解Ⅰ ○ 障害の理解Ⅰ
	介護	○ 介護の基本 ○ 介護過程 B 生活支援技術Ⅱ-A
	医療的ケア	C 医療的ケアⅠ-A
	その他	D 家政学実習 ○ 人間とコミュニケーション E 福祉レクリエーション論 ○ 情報処理論、卒業研究

１週間のスケジュール
	MON	TUE	WED	THU	FRI
1	こころとからだのしくみⅠ-B	生活支援技術Ⅰ-A	家政学実習	心理学	生活支援技術Ⅱ-A
2	福祉総合演習	人間の尊厳と自立	家政学実習	レクリエーション活動援助法Ⅰ	生活支援技術Ⅱ-A
3	医療的ケアⅠ-A	介護の基本Ⅰ	英語Ⅰ	介護過程Ⅰ	介護総合演習Ⅰ
4	コミュニケーション論	コミュニケーション技術Ⅰ	社会の理解Ⅰ	運動スポーツⅠ	こころとからだのしくみⅠ-A

（平成27年度１年次生前期）

先輩からのメッセージ

利用者さんの笑顔に、やりがいを実感しています。

私は身長も低く、体力にもあまり自信はありませんでしたが実際に働き始めて、利用者さんと接していく中で、改めてこの仕事に就ける喜びを感じています。学校で学んだ知識・技術を活かすことを始め、実際に現場で学ぶ事も多く、日々成長しながら頑張っています。
どんなに大変なことや、辛いことがあったとしても、利用者さんの笑顔や「ありがとう」の一言にとても救われています。私自身まだまだ未熟ですが、利用者さんの為に出来ること、喜んでもらえることをしていきたいと考えています。
介護の仕事は「大変だ」というイメージを持っている方もいますが、沢山の方に介護の良さを知ってもらえることを願っています。

医療法人健悠会老人保健施設　
ウェルハウスしらさぎ（国東市）伊藤梓さん

学生作品・研究発表

溝部学園　ふくし・ふれ愛ひろば
〜きちょくれ! 楽しいんディ〜

開催予定

平成26年11月上旬
学生たちが、真心を込めて地域の高齢者をおもてなし、和やかなふれ合いの広場を演出します。そして、アトラクション（ゲーム・手話コーラス・演芸など）や、学生たちの手作り料理を楽しんでいただきます。